顔のくすみと血行の関係
顔のくすみは血行が悪いことも原因の一つです。
血液とリンパ液は肌に必要な酸素や栄養、水分を皮膚に届け、無駄な老廃物の運んで行ってくれます。けれど、血行が悪くなると代謝が落ちるので、十分な酸素や栄養、水分が肌に届かなくなりヘモグロビンも減少します。
ヘモグロビンというのは、酵素を運搬する働きをする赤色をした赤血球の中にあるたんぱく質のことです。
ヘモグロビンの赤色が、肌の色を明るくしている要素の一つであるため、ヘモグロビンの減少は肌の色を暗くしくすみの原因となってしまうのです。
血行を悪くする原因
食生活
過食を続けると、余分な脂肪分や糖分が体内に蓄積されるので血行が悪くなります。動物性脂肪、糖分、アルコールは、血液中の中性脂肪を増やす原因になります。
野菜、海草類、キノコ類、いも、こんにゃく、豆類などの植物繊維をしっかり摂りましょう。
野菜の他にも、納豆、魚介類などを摂り、バランスの良い食生活を心掛けることが大事です。
運動不足
運動不足になると、筋力が低下するので、血液の循環が滞る原因になります。
デスクワークを長時間すると、脚がむくむようなときには、脚の血流が悪くなってしまっている時です。
時々立ち上がって、ちょっとしたストレッチをするなどして、血行を良くするようにしましょう。
自律神経
自律神経というのは、人間が無意識のうちに血液の循環調整や内臓の機能などを働かせたり、制御させたりするようにしている神経のことで、体の状態に合わせて、交感神経と副交感神経が交互に働きます。
そして、ストレスの続いた状態が長くなると、外部からの刺激に対抗する交感神経が活発に働き出すために、副交感神経がおこなう内臓への血液供給が、停滞してしまうため、血行が悪くなるのです。
その他にもタバコや冷え性などの原因もあげられます。